アンビの実験室

継続することがとことん苦手な人間がなんでもいいので毎日書くことを目的とした人間観察バラエティ,屁理屈

ゼロサムゲーム

家の庭にはたくさんのバラが植えてある。

 

綺麗に整えられているわけではなく、好き放題に伸びている。

好き放題とはよくいったもので、本当にバラに感情があるかのごとく

好き放題のびている。

 

つぼみも好き放題に伸びている茎に比例してたくさんある。

ざっと数えたら、50個くらいのつぼみがあったけど、

大輪の花を咲かせているのは、5個くらい。

 

バラの世界では、10分の1程度しか大輪を咲かせられないらしい。

バラを育てるときには、茎をある程度裁断して、

少数の茎、つぼみに栄養を集めて、大輪をより大輪にするらしい。

 

なんか、残酷だけど単純な世界観だと思った。

エネルギーの総量はかわらないのだから、どこに100%を持っていくか

どこかで80の花を咲かせると、残りは20を分け合う。

 

世界がもし100人の村だったら

これを読んで同じ感情を抱いたことを思い出した。