自粛期間中にも必要不可欠なスパイス「恐怖」について
はじめに
本当に何も浮かばないので最近好きな暇つぶしを紹介します。
自分はエンタメの中でもホラーやSFが好きです。
暇な時はホラー小説や実録本をひたすら読んだりしています。
SFではSCP財団のサイトをよく閲覧しています。
このSCP財団。すごく面白くて。
けっこう有名なのですが、知らない方は人生ちょっとだけ損しているかもしれないので
ぜひ見てみてください。
ちょっと何言ってるかわからないと思うので簡単にwikipediaに解説をしてもらいます。
暇つぶしのオトモ:SCP財団について
SCP財団(SCPざいだん、英: SCP Foundation)とは、
自然法則に反した存在・物品・場所を取り扱う架空の組織の名称であるとともに、
それについての共同創作を行う同名のコミュニティサイトである。
サイトの主要な創作物は、特定のSCPオブジェクトを封じ込める方法を示す
↑の解説でも十分理解に易いとは思いますが
要約をすると
・いろんな人が考えた「僕・私が考えた最強の物質,生き物,現象」を集めたサイト
といったところだと思います。
中にはひどく凶暴な怪物がいたり、一方で哲学的な設定もあったりするので読み応えがあります。
SCPの一覧はここから観れるので興味があればぜひ。
http://scp-jp.wikidot.com/scp-series
例えば好きなSCPの中にSCP-198というものがあります。
http://scp-jp.wikidot.com/scp-198
詳細については先ほどのページから見られるのですが
要約をすると、
・ 触ったら分子レベルで皮膚と結合し、絶対に離すことができないマグカップで、
そのマグカップの中身は触っている人間を構成する要素で常に満たされ続ける
なので、一度触ったら最後、触った人がカラカラになるまで中身を満たす。
なんでこのSCPが好きなのか。
要約した内容を軽く想像してみてください。
地味だけどめっちゃ嫌じゃないですか..?
コーヒー飲もうとおもって触ったマグが実がSCP-198で
自分の血液や排泄物で満たされ続けるマグカップ
地味だけどめっちゃ嫌じゃないですか?
確かに人間の首を一瞬で吹き飛ばせる怪物とかもいますが、
そんなのってあんまりリアリティがなくて、現実で遭遇しても一瞬で済むので
恐怖感は薄いと考えています。
恐怖を感じるための条件
やっぱり恐怖に必要なのは親近感です。
あまりに突拍子もない設定だと人は別の世界だと思ってしまいます。
昔チェーンメールというものが流行りました。
誰かから送られてきたメールを◯日以内に拡散しないと、
何者かが足を巨大なハサミで切りに来るという内容でした。
地域によってちょんぎる箇所などばらつきはあると思います。
何者かがはさみでちょんぎりにくる。
これはあまりに突拍子もない話,設定です
これがテーマの映画があっても今は流行らないでしょう。
ただ、そんな突拍子もない話が当時、みなさんの体の一部ともなっていた
携帯電話という媒体を介して伝わるだけでグッと現実味を帯びました。
いままで映画や本で見ていた怖い話が
携帯電話を介して伝わるという。日常に近づかれた,入り込まれた時には
えも言えぬ恐怖を感じたと思います。だからチェーンメールは流行ったのだと思ってます。
着信アリとかも流行りましたね、ちょうどあの分厚い携帯が主流の時代に重なります
リングが流行った時代もVHSが主流の時代だったし。
つまりホラーにもSFにも必要なのは、圧倒的な親近感(リアリティでもいい)だと思う。
この話はちょっと無限にできてしまい、収集がつかなくなるので明日あたりに続きを説明できればと思います。
ホラーは好きなのですが、こうやってちゃんと整理しておくことは楽しいし大事な気がしたのでやっていきたいと思います。しりすぼみですが、ありがとうございました。