認知特性
ふと思い出した事がある。
古本屋さんで昔読んだことのある本を手にとって、パラパラとストーリーをめくっている時、結構楽しかったこと。というか新鮮に感じたこと。
一度読んでいるはずの本であるのに、面白い、新鮮だと思うのはけっこう記憶からなくなっているからなのだと思う。
思えば本を読み返した時にこういう事がとても多い、比べて、漫画や映画は見返してもあんまり面白くはない。 ほぼ記憶に残っているからだ。
文字から記憶することが苦手なのかもしれない。
認知特性という言葉があって、物を考えるときに写真か映像か文字か音か、人間は人によって傾向があるらしい。 文字と写真は同じ気がするけど置いておいて。
何か物事を学びたい時、僕ら大人は色々な手段をお金を出して選べたりする。 漫画か、講師か、ラジオ講座か、映像か。
しかし子供の時には自分の得意な学び方で学ぶことができるとは限らないかもしれない。
時に、耳で覚える特性が顕著な子は、音の出ない自習の効率が悪く、映像で覚える子供は板書でら効率が悪いのかもしれない。
でも自分の特性に気づける子供がいないから、大人が今までやってきたように学校で学ぶしかないのかもしれない。