アンビの実験室

継続することがとことん苦手な人間がなんでもいいので毎日書くことを目的とした人間観察バラエティ,屁理屈

元彼商法 In the building.

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スタバ 善光寺

いま現在、僕が暮らしている町では緊急事態宣言は解けている

 

最近の天気は夏がいよいよくるか…?でもまだ冬っぽいか..?

といったように、暑いなーと思う日があったり、ちょっと肌寒いかな?

といった日がある。

 

いわゆる春の季節です。

 

春といっても

清少納言がいっていたような

 

やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。」

的ないい感じの春はもう最近存在しないのではないかと思っています。

 

最近は適度な天気はなくて、あっちょっと肌寒いなと思ったら

薄めのカーディガンを羽織り、みずから春だと思い込みに行っている。

 

記憶の中に完璧な春なんてないのですが、これを読んでいる人はあったりしましたか?

 

だから季節なんてものはもはや

「夏だからバーベキューしようYO」

なんていう何かイベントを行う際の言い訳というか立て付けであって

 

季節を受動的に味わえる時代ではなくなっているなと。感じます。

能動的に自己暗示的に、夏や春を感じに行かねばならなかったりする。

 

でもここそういう話をすると、ややこしくなるので

季節は春と定義します。

 

春といえば天気がほどよいので散歩なんてしたくなりますね

とにかく外にでちゃいけない雰囲気が続いていたので、

何も用事がなくたってプラップラしたくなるのは通常の人間の性(さが)でしょう。

 

ただ、この自粛生活の中でなまりになまりきった体は

歩きはじめて15分もすれば、休憩を求めます。

 

そんな時にふと思いました。

休憩する場所がまじでないのです。

 

(もちろん休憩なんて、ベンチだってどこだってできます。

そう強く思った方は、公園でもベンチでも茫漠と続く道でも

一定の思い出がつくれるイケイケメンズです。)

 

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特に普通に使えなくなって一番困っているのがカフェテリアです。

いつも思うしこれってあるあるだと思うのですが、

普段別にこぞっていくような場所でないはずなのに、

いけないとなると途端に困るのなんでだろ~~(なんでだろ--

 

特にめちゃ行こうと思って行っていないので

あまり記憶に残らない。残りづらいのだろうなと思ってます。

 

それがカフェの強みでもあるなと思いました。

知らないうちに生活の習慣に組み込まれている。

 

習慣に組み込まれていたので、特に意識していなかったが

失った時に重要さに気づく。人間は恒常性の生き物なので

変化を基本的には無意識に拒みます。

 

なので緊急事態宣言では

普段できていたものの数多くができなくなり

ストレスが溜まっていきます。そのストレスの原因を辿ると、

習慣にしていたものができなくなっていることが大きいと思います。

 

でもストレスの原因がわかる,何が習慣だったのかがわかる

これは同時にビジネスとしてはチャンスかもな。とは思います。

 

いままで、習慣として意識をあまりせずに行っていた動作に

意識が向くようになったということだと思いました。

 

(だがしかしbut けどけれど yet)

ただし、その意識のスポットは正確に機能するとは限りません

 

だから、いままで習慣でカフェに行っていた人は

ああ..このストレスの原因はカフェに行っていないからかもしれない…

というように勘違いしてくれるケース、可能性は大いにあると思います。

 

でもこの勘違いは

誰も不幸にならない勘違いです。

 

お店の人もお客さんがいつもよるやる気満々で来てくれるし

お客さんである私たちも普段以上にカフェというものに期待して赴く。

両者winwinですね。

 

習慣でやっていたもののはずが、あたりまえだったものをイベント化させる

大きなチャンス、人生を楽しく過ごすチャンスなのかもしれません。

 

この話って、冒頭で話した季節の話にとても似ています。

 

季節って昔から絶えず変わらず、移ろいでいるはずなのに

私たちはそこにイベント性を見出している。夏だからこれをやりたい。

夏にこれをやるから楽しい。

 

人間ってちょろいなーと思いつつ。

自分もその人間の一人なので、うまく自分を騙していくことが

今後辛くなっていく時には必要な、TOEICよりFEよりMBAより必要だったりするのかもしれません。