アンビの実験室

継続することがとことん苦手な人間がなんでもいいので毎日書くことを目的とした人間観察バラエティ,屁理屈

巧みな洗脳

テレビをみた。

 

コンビニの商品をプロの料理人が評価をするという内容の番組だった。

 

コンビニの商品開発担当者が一品一品プロの料理人に自薦の商品を食べてもらい、その様子を固唾を飲んで見守っていた。

 

さすがはプロなので、演出かどうか、厳しい評価が下される。 商品開発担当はこの世の終わりが訪れたかの如く表情で、時には涙を浮かべ酷評を聞いていた。

 

料理人が評価を下す前に、1人1人料理人がどんな経歴を持つのか、どれだけ人気のお店のオーナーなのかを視聴者に説明している。

 

これで、視聴者はどれだけ偉い人が偉そうな事を言っているのかを評価しつつテレビを観る。

 

つまり、視聴者がちゃんと叩く事ができるように演出されている。

 

叩く対象は偉そうな料理人やそのお店

叩く理由は普段自分たちが利用しているコンビニ商品だから、もしくは画面上の女性の泣き顔

 

あまりに見事な感情と行動の誘導なので、とっても感心してしまった。

 

案の定、番組終了後、偉そうな料理人のお店のレビューは酷評の嵐だった。 番組は19:00くらいで終わったのが20:00 20:00から21:00の間におよそ15件の酷評が投稿された。 つまり虚偽投稿だろう。