自粛中こそ『チェンソーマン』を読んでほしい
現在、週刊少年ジャンプにて連載中の『チェンソーマン』という漫画がすごく面白い...たまたま自分が触れていた作品との兼ね合いもあって妙にグッときた。
物語はシンプルにいうと悪魔と契約をし、体中からチェンソーを出現させることができる力を得た主人公のデンジが、日常に蔓延る悪魔を狩るデビルハンターとして暮らす。という話。
めちゃくちゃシンプル。
悪魔を狩るその動機も当初からしばらくは、デビルハンターの先輩の胸を触りたいから。という。
動機があってないものと等しい。
最終目標は1番強い悪魔を狩ること。という。
単純明快、明朗会計。
この手の作品はもう読んでみないとわからないと思う。とにかく勢いで最新刊まで一気に読めた。
最近面白かった作品でハイキューや鬼滅の刃が記憶に新しい。
あの作品も本当に面白い。面白いけど
主人公の強烈に悲惨な過去や戻らない青春の瞬きといった設定には正直のめり込みすぎて、感情移入をしすぎて、感動とともに疲弊もしていた。いや素晴らしいことなんだけど。何回も観てしまっているけど。
恵比寿の良さげなイタリアンバルでパテドカンパーニュを小指の第二関節分くらいナイフで丁寧に切り取り、赤ワインとともに流し込む。そんな時に僕はふと一瞬、ほんの一瞬だけだがお店を飛びだして、一杯350円の生ビール片手にぼんじりの焼き串をたべたい衝動にかられる。
そんな感覚。笑
コロナの影響下で自粛を半ば強いられ、消化のしようのないストレスにさらされているなか、こういう脳死でジャンキーに消費できるエンタメ作品は地球を救うと思いました。